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〔3〕プロデュース初めて物語り


忘れもしない1993年7月18日。プロデューサーにあこがれて、3月に上京してきた私の
初プロデュースの日である。
気合の入れようも凄ければ、初めてだと気づかれないようにベテラン気取りだったのも、
今考えると笑える。

ハワイで結婚式をされる予定のお二人。会場も内容もハワイを意識したいとのご要望だった。
アメリカンウエディングのようにウエディングパーティ(下記参照)
を立てたいとのことで、まずは衣裳で悩んだ。

ウエディングパーティは女性男性とも3人ずつくらい立てるが皆同じ格好をするのが本来である。
3人分のフォーマルな衣裳をそろえるのは予算も大変。

そこで提案したのは「ハワイの正装はアロハシャツとムームー」
ハワイでお土産ついでに買ってきてもらうことにした。

ハワイというキーワードがあればアイディアはどんどん沸く。
乾杯にブルーハワイ。お花はブルーを中心に。
新郎新婦でシャンパンパンチを作って皆にサービス。

何度も打合せをし、何度も会場へ足を運び待ちに待った当日。ドキドキドキドキ・・・。
プロデューサー仲間からは要領が悪いとかさんざん言われたけどお客様からは感謝の言葉が。
このお客様とは6年たったいまでも文通が続いています。

《ウエディングパーティとは?》
欧米では古くから取り入れられてきたスタイルで若い新郎新婦は悪霊に見入られやすいとのことから同世代の若者をカップルと同じ服装で付き添わせ悪霊の目をくらます、という伝統に基づいています。
花嫁側をブライズメイド、花婿側をアッシャーと呼び通常は未婚の兄弟や友人が務めます。
その中でのリーダーがメイド・オブ・オナーとベストマンです。
この二人は新郎新婦の介添え役となります。
それにリングベアラー(リングを運ぶ通常は男の子)とフラワーガール(バージンロードに花を蒔く女の子)を加えてウエディングパーティと総称しています。
日本でも最近このスタイルを取り入れる方が多くなってきました.



よこどりアイディア♪

グレイスフル版オリジナルウエディングより
(勝手に載せてごめんなさい)
今週のキュート大賞です。
お二人の子供時代、出会いから結婚までを会場の廊下をギャラリーにして2匹のねずみのシュガークラフトで再現。
ねずみは子沢山のシンボル。なんともかわいいアイディアでした。



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